ジロールと呼ばれるアンズタケはノルカペラチン酸やセシウム137が含まれている

アンズタケ キノコ

杏子はご存知ですかね?
果物の一種の杏子はいい香りがしますよね?
杏子

あの杏子っぽいキノコがあるんですね!!それがアンズタケ!!

ポン君
ポン君

「なんだかアンズタケって、良い香りがして、おいしそうですね~、」

テンさん
テンさん

「おいしんですよ!日本ではあまり知られていませんが、フランスなどでは高級料理として調理されてるんですね!」

ただし、アンズタケは菌根菌に部類されるキノコのために放射性物質を体内に取り込みやすいいんですね?この取り込みやすいため、一時期はロシアの「チェルノブイリ原発」日本の「福島原発事故」による放射線が問題になりましたね。

でわでわ、今回はアンズタケの名前の由来、特徴などの説明をしつつ、放射線、料理などのお話をしていけたらと思います。

アンズタケの名前は果物の杏子が由来、だけど見た目でなく香り!

ポンくん
ポンくん

「どうして名前にキノコなのにアンズってつくんですかね?」
「見た目はぜんぜん果物のアンズ(杏子)っぽくはないんですが?」

テンさん
テンさん

「ほしいですね!?」

名前の由来ですが、アンズタケの茎からカサにかけての全体が杏子の色合いににているからッと思いきや、っちょっとちがうんですね。

アンズタケ全体と杏子の見た目はすごく似ていますが、名前の由来になったのが香りです。
アンズタケ

杏子の実は、独特の甘酸っぱい蜂蜜のような香りですが、この香りが、キノコのアンズタケ も似ているんですね。そのために、アンズタケと呼ばれています。

なんだけ、良いうんちく聞いたな~っと思われる方がおられるかも知れませんが、けっして珍しいことではなく、どのキノコ図鑑にも記載されていますね。

ちなみにですが、このアンズタケの和名を日本に登録したのが植物学者の川村清一博士ですね。こちらの博士は、他にも何種類化のキノコを発見していますね。

話を本題に戻しまして、私の経験だと、このアンズタケの香りは天気の良いときに歯科楽しむことができません。雨や湿度が高いと、ほとんアンズ特有の香りはしませんね。

なぜ、雨や湿度が影響して、香りがなくなるかは、単純に水に流れるからです。発生から、下地が発見採取するまでの間に、雨に合わなかったアンズタケ、鈍いしもじの味覚でも甘い、まさにアンズの香りを感じることができます。

ちなみにですが、地方では別名で「ウコンタケ、キンツナギ、個もタケ、ミカンタケ」っと呼ばれていますね。

アンズタケのカサの大きさや色の特徴は?

アンズタケのカサの大きさは3~8cmで、キノコ類では小型。

カサの形として上から見ると、若い内は平らですが、時間が経つにつれて、ゆがんでいびつな円形になり、縁側が波打ったり、浅く避けたりします。横から見ると、口の小さい容器に液体を入れるときに使う漏斗(じょうご)のような形。けっしてキノコっぽい形ではないですね。

先程もお話したように、カサの色は黄色、もう少し詳しく言えば表面は鮮やかな赤みがかった黄色(橙色)ですね。そして肉厚はシッカリしとしていますね。

カサの裏面のヒダの部分は、細かい凹凸でつながっていますね。色は、若い時は白ですが、年をとると黄色くなります。

柄の長さとしては、3~10cmで傘と同色または傘よりは淡い色。

アンズタケが生える時期や場所

アンズタケが生産する時期としては、夏の7月から秋の10月とされています。ただし、経験としては夏キノコで秋シーズンはあまり見かけないかと。

はないかと思います。6~7月の梅雨が開けて、気温がドンドン上がり、そろそろチチタケが発生を始めるかなってときになると、アンズタケの顔を見かけますね。

キノコの秋シーズンである9月中旬はあまり見かけませんね。秋シーズンに山を歩いていると、他のキノコは見かけても、アンズタケは見当たらないことが多いですね。

アンズタケが生えるのは、針葉樹木や雑木林ですね。

針葉樹木 もみ、マツ、カラ松
雑木林 コナラ、クヌギ、クリ

このような木々が立つ場所のコケ生した斜面にまばらに生えているのが特徴的ですね。

そして、アンズタケが生える時は、散生や群生、しばしですが、フェアリーリングを作ることも

アンズタケは微量毒性のノルカペラチン酸が含まれている

ポン君
ポン君

「毒は大丈夫なんですか?毒は?アンズタケって食べられるんですか?」

テンさん
テンさん

「微量ながら毒が含まれているアンズタケですが食用ですので食べられます!」

ただ、食べ過ぎると消化に悪いキノコなので、自分にあった適量を楽しむことが大切。

アンズタケを食べると消化にあまりよろしくない、ノルカペラチン酸が極めて僅かな量ですが含まれているからです。この毒成分は、クエン酸と石油が強引にくっつけた洗剤で、胃腸で消化すると、負担をかけすぎて、このような症状が起こります。

毒成分アンズタケによる症状
腹痛、唱吐、下痴などの胃腸系の中毒

ただし、アンズタケに含まれるノルカペラチン産は微量のため、そこまで心配することはありませんね。つまり、食べる前に加熱をして、自分にあった適量を守れば、おいしく頂くことができます。

菌根菌のアンズタケはセシウム137を吸収しやすい

植物の根と細菌がともに生活する「菌根」を作る菌根菌の一種に部類されるアンズタケ。

実は、この菌根菌は放射性物質を吸収しやすいことがわかってるんですね。

核燃料として利用される「ウラン、プルトニウム、トリウム」などの放射能を持つ物質。これら放射線物質は、樹木や落葉層を吸収しやすく、その土壌へと移行し菌根菌のキノコ類も放射性物質を体内に取り込みやすい。特に、菌根菌のキノコ類なかでもアンズタケは放射性セシウム137を生体濃縮することがわかっています。

セシウム137とは、ウラン燃料が核分裂をした時に生じる放射性物質。このセシウム137を大量に吸収しアンズタケが一時期問題になったことがあります。それがチェルノブイリ原発事故ですね。

チェルノブイリ原発事故とは、1986年4月ロシア(当時ソビエト連邦)で起きた、根本的設計の欠陥による原子力発電所事故。後に世界で最大の原子力発電所事故の一つとも呼ばれています。

この原発事故の影響で放射能汚染されたアンズタケの積戻し処分の事例などがありました。

そして、2011年3月に起こった東北大震災の津波の影響で福島第一原子力発電所で放射性物質が検出されています。

厚生労働省が原子力発電所の事故が起こってから約6年後の2017年に山梨県、静岡県の山林で収穫されたアンズタケを検査したところ、放射性セシウムが100 Bq/kg(ベクレル)検出。

放射性セシウムの基準値は「100Bq/kg(ベクレル)」なので、現在は体内に吸収しても問題はないということになりますね。

アンズタケの食べ方は至って簡単!

残念ながら日本では大量に収穫できるキノコですが、知名度が少ないアンズタケ。ただ、日本から離れたヨーロッパ、特にフランスでは人気キノコで、ヤマドリタケ(ポルチーニ)やアミガサタケ(モリーユ)と並ぶ三大食用として扱われていますね!

アンズタケは、ヨーロッパやフランスでは「ジロール、シャントレル」と呼ばれています。

ジロールは、有名なレストランはもとより、一般家庭でも普通に使われていますね。大変人気のあるキノコで、インターネットなどで”ジロール”っと検索すれば、たくさんの料理レシピを拝見することができます。

ポン君
ポン君

「ジロールには、どんな料理がおいしく食べられますかね?」

テンさん
テンさん

「パスタなんてどうでしょうか?アンズタケのミートソースパスタ!!」

ポン君
ポン君

「あ~食べたいです!!料理してくださいよ!!」

アンズタケのパスタ料理「アンズタケのパスタ」

あっさりとしているけれど、旨味のあるソースをからめればおいしく頂くことができますね!!

まず材料がこちらになります

「アンズタケのパスタ:2人分」
アンズタケ 100g
玉ねぎ
にんにく
オリーブ油
合いびき肉
トマトの水煮
30g
1かけ
15mg
200g
適量
スパゲティ 120g
赤ワイン

コンソメスープ

コショウ
ローリエ
45mg
45mg
7g
5g
少々
1枚

①洗う、切る!
収穫したアンズタケには泥や砂など汚れがついている恐れがあるために軽く水で流します。その後に石づきを包丁で切り落とし、カサや柄などを食べやすいサイズにカットします。

それが終わったら、「玉ねぎ、にんにく」火を素早く通しやすくするために、細かくみじん切りにします。

②炒める!
フライパンを中火で熱し、油をなじませて、ひき肉を炒めます。ひき肉がポロポロなったら、さきほど包丁でカットした「アンズタケ、玉ねぎ、ニンニク」をフライパンに入れて約1分炒めます。

③煮る!
フライパンの中がしんなりとしてきたら、手で潰したトマトの水煮と、こちら「赤ワイン、水、コンソメ、塩、コショウ、ローリエ」を加えて、時々軽く混ぜながら、約6~7分煮詰めます。

④できあがり!
たっぷりの湯に塩を加えて、スパゲティを入れます。製品の指定する時間ゆでます。

湯を切って器に盛り、炒めた物をかけ、好み粉チーズなどを少しかけれてもいいかと思います。

一人分で約620カロリーと、少し多目ですが、アンズタケとパスタの麺の食感と旨味のあるソースの味がベリーグット!!

アンズタケのまとめ

今回のアンズタケのページ内容はいかがでしたか?
以外でしたよね?杏子のような色、そして香りがすると言いながらも、実は毒成分が含まれたり、放射性が体内に入り込みやすいというのは・・・

ただしだからといって、食べられないわけではありません。しっかりと火を通し、自分にあった適量をまもれば、「アンズのような香り、食感、味」を楽しむことができますね。

でもでも、成熟期前のアンズタケは雨などの水分がカサの表面にふれると、香りが流れてしまいます。アンズタケの特徴である香りがなければ、どんなに鼻を近づけ一生懸命に匂いを嗅いだとしても、結局全くアンズの香りはわかりませんね。

そのため、アンズタケの香りを楽しむなら、梅雨開けや秋シーズンで、天気の良い日を選びたいところ!

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