コブミカンの葉とは?バイマックルーの香りを活かした料理

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こぶみかんの画像 柑橘

「こちらの柑橘類は、何だと思いますか?」
こぶみかんの画像

ポン君
ポン君

「柚(ゆず)じゃないの?」

ゆずの画像

テンさん
テンさん

「っぽいですけど、違いますね」

この柚っぽい柑橘類の名前は「コブミカン」です。

あまりニッポンでは知名度が少ないコブミカンですが、そもそも原産が東南アジアのタイ、マレーシアで、この東南アジアなどでは料理として使われ広く栽培されてるんですね。

ニッポンでも、柑橘類の「ミカン、レモン、柚、グレープフルーツ」が広く栽培され、成熟した果実の実を果物や料理に食されていますよね。この愛用される柑橘類は基本的に”実”ですよね?

でもでも、コブミカンの実はレシピに使われず、化粧品などに利用され、葉が料理に使われるんですね。この葉には食欲を高める香りがするために、東南アジア料理でよく使われてるんです!!

ではでは今回はコブミカンについてお話を進めていきたいと思います。

コブミカンとタイのバイマックルーの名前の由来

ポン君
ポン君

「”コブミカン”って、なんでコブミカンって呼ぼれてるんですかぁ?」

テンさん
テンさん

「名前の由来としては、コブミカンの見た目からきていますね」

ミカンやレモン、ユズなどの果樹の総称である柑橘類に含まれるコブミカンは、和歌山や愛媛などで大量に生産されるミカンの皮の表面はサラサレしていませんね。どちらかというと”ミカン”よりも”柚(ユズ)”の果皮表面に似て「固く、ゴツゴツ」しています。

このゴツゴツした果皮がヒントとなり「コブミカン」の名前の由来になったとされていますね。

そもそも”ゴツゴツ”と”コブ”では違う単語に思われますが、昔の江戸時代にゴツゴツしている背を表現してコブとも呼ぶようになったんですね。

コブミカンはミカンの一種のために、果物として活躍をしてくれると思われがちですが、甘味がほとんどないために、スーパーや八百屋などの果物コーナーに並ぶことはありません。どちらかというとコブミカンはタイ料理には欠かせないスパイスやハーブの一種なんですね。

タイでは、コブミカンのことをバイマックルーという名で呼ばれています。

コブミカンの葉っぱは不思議?

バイマックルーの見た目がすごく特徴的!
ゴブミカン葉の画像
二枚のようで一枚の葉っぱ!ボコボコとした実!

バイマックルーの葉についですが、まず大きさは10~15cmほどになります。柑橘類では、少し特徴的な葉っぱの形をしており、バイマックルーは、二枚の葉が連なっています。

柑橘類であるミカンやレモンなどは、枝から一本づつの葉が生えていますが、バイマックルーは、枝から二枚の葉が連結するように生えているんですね。なんといいますが「砂時計のような形」をした葉っぱ。

あくまでも二枚の葉っぱに見えますが、そうではなく、葉の柄の部分に翼と呼ばれる葉状のひだがあり、一枚の葉っぱが重なり合うことで二枚に見えるんですね。

なぜ、バイマックルーの葉っぱが連結して重なることで、太陽の日に当たりやすくなるために、効率よく光合成や成長をしやすくなるんですね。

コブミカンの果実や果汁は酸味が強くて食べられない?

バイマックルーの実の大きさは柑橘類では小さい方で、3~4cmほどで、同じ系統の柚くらいの大きさですね。柚と大きさが同じで、表面皮の色が緑色で似ていますが、バイマックルーはボコボコした皮の果実が特徴的。

ただ、このボコボコ皮を皮を向いてから、果実をかぶりついて食べることはありませんね。つまり食用としては一般的には利用されていません。

理由は、バイマックルーの果実や果汁がレモンやライムのように強い酸味があるからです。また、大きな種が何個もついているのも理由なんですね。

ただし、皮や果実、果汁として利用できないからといってバイマックルーをポイポイ捨てるわけではなく、他に利用しています。その利用方法が「化粧品、香水、シャンプー」などに使われてるんですね。

果皮や果汁に多く含まれるポリフェノールがお肌や頭皮に効果を発揮するために、化粧品などで販売されています。

コブミカンの葉の香り

コブミカンの葉から爽快な香りをかぐことができます!ただし、乾燥と新鮮ではぜんぜん違ってくるんですね。

コブミカンの葉の香り先程もお話したようにコブミカンは実はほとんど食用として利用されておらず、葉が食用として使われていますね。

まず特徴的なのが酸味の強い香りを放つことです。

同じ柑橘類のミカンの葉にも酸味の香りがしますが、コブミカンの葉は5~10倍以上もの強い香りがするんですね。そのために、柑橘系の香りのハーブとも呼ばれています。

コブミカンの葉の前で目を閉じて、深い深呼吸をすると、嫌なことを吹き飛ばしてくれるほど、気分が爽快になるんですね!

また、コブミカンの葉に含まれる香気成分抗菌活性や血小板凝集阻害活性の効果がわかっています。

ただし、どんなコブミカンの葉でもいいかと言うと、そんなことではなく、収穫したばかりの葉と期間がたった葉ではぜんぜん違うんですね。つまり、出荷されたばかりの葉と、時間がたった葉では同じコブミカンでも香りの強さ、成分量がぜんぜん異なるんですね。

それから、乾燥タイプの葉なども販売されていますが、この乾燥は長期間にわたり使用はできますが、新鮮な葉の香りと比較すると半分以下の香りになります。

乾燥しているコブミカンの葉を料理に使うと、香りとともに味も大きく変わりますね。

本場タイでは、コブミカンの葉が入っていないトムヤムクンやグリーンカレーは「本場料理ではない、邪道だ!」っとまで言われるほどなんですね。それほど、料理の種類によっては、コブミカンの葉から抽出される香り付けは重要なんです!

ポン君
ポン君

「そのコブミカンの葉って、トムヤムクンやグリーンカレーの他に、どんな料理に使われてるんですか?」

テンさん
テンさん

「コブミカンの葉がよくよく利用される料理は、肉・内臓・野菜などを煮てすりつぶし、のり状に練ったペースト状がベースとなった料理」

そして、酸味の強めの酸っぱいスープが多いですね。

たとえば、タイ料理、ラオス料理、カンボジア料理で広く使われています。

タイ料理 トムヤムクン、トム・カー・ガイ
ラオス料理 トムカイ、サバイデイ、タイスキ
カンボジア料理 イサーン、クメール
ポン君
ポン君

「簡単にできる料理はないんですかね~」

テンさん
テンさん

「香彩スープはどうでしょうか」

エリンギと鮭の香彩スープに、香りづけにコブミカンの葉を合わせます。ちょっと作ってみましょうかね~。

コブミカンの葉を合わせたスープ

まず最初に材料からご紹介!

コブミカンのスープの材料
こうぶみかんの葉 2葉
エリンギ 100g(1パック)
ゆでたけのこ 50g
甘塩鮭 2切れ
ねぎ 1本
にんにく 2分の1かけ
ごま油 15cc


ナンプラー
みりん

こしょう
300ml
15cc
15cc
5cc
少々
少々
赤唐辛子 1本

①包丁・手でカット
最初に、コブミカンの葉の軸を包丁でカットし取り除きます。そして、包丁で細かくカットしていきます。ただ、どちらかというと包丁で細く切るよりも、両手の指先を使ってちぎる方が、手早く行えるかもしれませんね。

その後に、エリンギ、ゆでたけのこを3~4cm長さにして包丁で細く切ります。その後、鮭は一口大に切ります。ネギは薄い斜め切りにしてから、にんにくはみじん切り。

②煮込む
鍋を中火に熱して、油をなじませます。「ネギ、ニンニク、エリンギ、ゆでたけのこ」の順に加え、炒めます。しんなりとしてきたら、その後に鮭とコブミカンの軸を加えて、「水、酒、ナンプラー、みりん、塩、故障、赤唐辛子」をそそぎます。

そして、強火にしてから、煮立ったら、弱めにし、10分煮立てます。
最後にお皿に盛り付けて、コブミカンの葉をたっぷり入れれば出来上がり!
香彩

エリンギや鮭がいい感じの出汁を出して、コブミカンの葉がスッキリ澄んだ香りに包み込んでくれますね!

コブミカンの葉や実について言えること

今回は東南アジアなどで収穫されるコブミカンの実や葉に関してお話をしました。

コブミカンの見た目は、柚をゴツゴツしたルックス。皮が固く、実の酸味が強すぎるために、一般的に食用としては使われていませんが、コブミカンの葉は料理に使われていますね。

この葉には、酸味の強い香りを広げてくれるために、食欲を高めたり心を落ち着かせてくれるんですよね。

ただし、どんなコブミカンの葉でもいいかと言うとそんな事はありません。収穫してから何日も時間がたったり、乾燥している葉は香味料は少ない。それに対して、収穫したばかりのコブミカンの葉は強い香りが期待できるですね。

なので、料理として使う場合は、収穫したばかりを選ぶようにしましょう!

もしコブミカンの葉をデパ地下などで見かけたら、ぜひぜひ料理のお供に試してみてください!

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